アットストリームパートナーズの取組紹介Case Studies
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- 【取組事例010】中期経営目標の達成に向けた、トップダウンとミドルアップが融合した納得感ある目標設定
【取組事例010】中期経営目標の達成に向けた、トップダウンとミドルアップが融合した納得感ある目標設定
取組の背景
- クライアントでは、全社の中長期経営計画の中で、「10年後の目指す姿とロードマップ」、ならびに直近3年の「第1次中期経営計画」が作成されていた。
- また各事業部では、単年度の基本方針や重点施策、業績目標が設定され目標管理をしていた。
- しかしながら、各事業部の単年度の計画は、中期経営計画との連動性がなく、個別に設定されており、さらには直近の第1次中期経営計画も、長期の目指す姿を見据えた目標になっていない状況であった。
- したがって、「長期目標」「中期経営計画」「各事業部の単年度目標」それぞれの連動性が弱く、目標管理が形骸化してしまっているのではないかという懸念があり、全社の中期、ならびに長期的な目標達成に向けたKPIマネジメントを構築する必要性を感じていた。
成果・学び
- 各事業部でも、単年度目標をしっかりと作成していることもあり、プロジェクトの進め方として、弊社が推奨するトップダウンでKPIマネジメントを導入することよりも、まずは事業部門の問題意識・納得感を醸成する丁寧な進め方をした。
- 戦略マップやKPIマネジメントの考え方を取り入れることにより、現場の意見を取り入れ、かつ中期目線での納得感のある目標設定ができた。
- その際に事業部、部、課と各階層でのコミュニケーションをとりながら、目標設定をするプロセスを踏むことによって、それぞれの認識をすり合わせることができ、納得感のある目標設定をすることができた。現場からも「やるべきことが明確になった」や「納得感がある」との反応があった。
- さらに、従来から課題認識を持っていた部門横断的なテーマに対して、関連部門が共同のKGI(目標指標)を持ち、それに対して施策を設定したことで、改めてそれぞれが課題に向き合う形となった。