アットストリームパートナーズの取組紹介Case Studies
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【取組事例007】 全社取り組みとしての基幹システム(ERP)構想策定事例
取組の背景
- 老朽化した基幹システムを使用していたため、システムでは支援できない業務も増え、社員の業務負荷が増大していた。それに加えてシステム維持管理のためにも多くの工数を費やさざるを得ない状況となっており、この状況を改善するためクライアント社内にて基幹システムの再構築を進めていた。
- システム部門主導で要件定義を進めた結果、現行業務ありきでシステム導入そのものが目的になってしまい、自社にとって何が課題で本プロジェクトにおいて何を目指すのかが描けないまま、開発費用の増加とプロジェクトの遅延が発生していた。
- このような状況に問題意識を持っていた経営層が本プロジェクトを抜本的に見直すために、システム要件だけでなくそもそものあるべき姿から定義をしたいと弊社に支援依頼があった。
成果・学び
- プロジェクト再整理にあたり、プロジェクトに関わるメンバーの「オーナーシップ(当事者意識)」の醸成が重要と考え、IT部門だけではなく「経営層」と「業務メンバー」も含めてプロジェクトを推進する体制を再定義した。
- さらに検討プロセスにおいても、「経営層」と「業務メンバー」それぞれの課題認識を抽出するプロセスを定義し、それらを「重点改革ポイント」とし、プロジェクトの目的とした。
- プロジェクトの体制を再定義し、それぞれオーナーシップを持って課題を抽出し共有することで、プロジェクトの目的に合致し現場の納得感のある新業務設計ができた。
- 新業務検討上の部門間にまたがる課題についても、業務リーダーを主体として自主的な課題解決が図られた。
- その結果、次フェーズの要件定義以降もIT部門だけでなく業務メンバーも主体的に行動し、システム導入が成功した。また、導入以降のシステム活用においても、業務メンバーからの積極的な改善が進んでいる。
【プロジェクトにおけるポイント】
【成果】