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アットストリームパートナーズの取組紹介Case Studies

【サービス・方法論紹介001】インボイス制度対応の業務・システム勘所

概要

  • 適格請求書保存方式(インボイス制度)とは、複数税率の下で、適正な課税の実現を図るために、取引当事者間における適用税率や税額の認識を一致させるため、導入される新たな仕入税額控除の方式です。

  • 各社で対応が必要な事項
    【売り手側対応】
     適格請求書発行事業者への登録
     要件を満たすインボイスが発行できるよう準備する

    【買い手側対応】
     仕入先が、適格請求書発行事業者であるか、否かを確認する
     インボイス制度に対応できない事業者との取引方針を確認する
     仕入額控除の税額計算を変更する

    【共通対応】
     インボイス制度への対応のための業務規程、情報システムの改訂

【インボイス制度前に対応が必要な事項】

【インボイス制度前に実施するシステム対応のタスク例
】

重点ポイント

  • インボイス相当書類を売り手/買い手側両面で網羅的に抽出・整理し、抜け漏れなく対応すること
     例:納品書、請求書、仕入明細書、支払通知書、家賃等契約書
  • 支払手数料、値引き、リベート等について、都度返還インボイスで対応するか等を可能な限り事前に取引先と対応方針を合意すること
  • 経過措置対象や、3万円未満の運送料に関する特例取引の帳簿への記載についてどのように行うか検討すること(帳簿か、補助簿かなど)
  • 消費税計算方式について、積み上げ形式の採用要否を検討すること
  • 発行インボイスの写し保存、受領インボイスの保存について、電子取引データの場合は、令和6年1月~施工される改正電帳法への対応を行うこと
    場合によっては、請求書の発行/受領・保管を代行する外部サービスの利用も検討すること