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アットストリームパートナーズの取組紹介Case Studies

【取組事例011】事業の長期目標達成のために「なすべきこと」を網羅的かつ体系的に整理する”詳細戦略マップ”の作成支援

取組の背景

  • クライアント事業においては、先10か年を対象とする事業ならびに各部門の長期計画、3か年を対象とする部門毎の中期行動計画が策定されており、各年度においては部門単位で施策の進捗管理が行われていた。

  • しかし一方で、長期計画の策定方法や実行管理のあり方については課題認識を持っており、長期目標の確実な達成に向けては、位置づけやプロセスの見直しが必要と考えていた。

  • 以上を背景として、関連部門の管理職層20名余りとの討議セッションを定期的に開催する形式で、次の支援を行った。

  • (1)現状の事業計画における長期目標設定から施策遂行までのプロセスにおける問題点を整理し、戦略策定の目指す姿を構築する
    (【ゴールイメージの策定】フェーズ)


    (2)長期目標達成のためになすべきこと(=戦略課題)を抜け漏れなく洗い出し、戦略課題間の相互関係を含めて整理する
    (【詳細戦略マップの作成】フェーズ)


    (3)戦略マップ上の戦略課題のうち重点的点戦略課題毎に推進チームを組成して10か年の長期ロードマップと、3か年のアクションプランを策定する
    (【長期ロードマップ・アクションプラン策定】フェーズ)

【事業計画における長期目標設定から施策遂行に至るまでのプロセスに関する問題点構造図】

【“詳細戦略マップ”の作成手順】

【戦略策定の流れのBefore/After】

成果・学び

  • 【ゴールイメージの策定】フェーズにおいては、長期目標設定から施策遂行に至るまでのプロセスに対して感じている参加者全員の問題意識を収集・討議し、問題点構造図として整理した。
    その結果、関連部門の管理職層が一堂に会して討議を行い、全員の課題認識をしっかりと反映した詳細戦略マップを作成することの必要性が確認された。

    図1 【問題点構造図】参照

  • 【詳細戦略マップの作成】フェーズにおいては、特に「顧客の視点」「内部プロセスの視点」「学習と成長の視点」の戦略課題について、事前課題として参加者全員にワークシートで各視点の戦略課題を考えつく限り挙げてもらった。
    その内容を討議前にコンサルタントが整理・集約することにより、参加者の課題認識の確認と目線合わせを行い、戦略課題の整理につなげていった。
    各視点でアイディア段階ではのべ150~400の戦略課題が挙げられ、最終的には約60の戦略課題が一覧化された”詳細戦略マップ”が完成した。

    図2【作成の手順】参照

  • 【長期ロードマップ・アクションプラン策定】フェーズにおいては、”詳細戦略マップ”をもとに重要性や優先順位を加味した戦略マップ(骨子版)を作成した。
    その中から重点戦略課題を選定してそれぞれに部門横断の推進チームを組成した。重点戦略課題毎に長期ロードマップとアクションプラン、実行管理のためのKPI策定を行った。

  • 本取組の重要成功要因は、”詳細戦略マップ”の作成にあったと考えられる。
    関連各部門・各参加者の課題認識が網羅的かつ確実に反映された戦略マップを作成し、それを起点とした検討を進めることで、後続のフェーズで納得感を持って同一目線で施策が検討でき、自然発生的に部門間連携が行われるようになった。

    図3【戦略策定のBefore/Afte】参照

文責コンサルタント

    田中 俊輔(Shunsuke Tanaka)アットストリームパートナーズ合同会社